コミュの仕立て屋さん ~表現のお直し 承ります~

「ナイス表現!」とかを拾っていったり考えたりするブログ

伝え方が上手い人は形容詞や副詞を多用しない

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日本語より英語で耳にする形容詞や副詞とは?

 

 

おおざっぱに説明すると、形容詞は名詞の物事の加減を表したいときに。副詞は動詞の加減を表したいときに使います。 

 

形容詞なら:甘いお菓子⇦⇨苦いお菓子

 副詞なら:愛がたくさんある⇦⇨愛を全く感じない

 

 

例文を作ってみると 

「このあいだお昼に海鮮居酒屋で美味しそうな刺身定食を頼んだんだけど、メニューの写真とあまりにも材料が違うことに我が目を疑った。主役のお魚のサーモンとサバがイワシとサンマになっちゃったとか蒸しエビが甘エビに化けちゃったとか「※写真はイメージです」が米粒くらいの大きさで書いてあるのかと思って目を皿にして探したが書いてなかった。

いよいよ店員に言おうと思ったら「※当日の天候次第で素材が変わることもあります」と書いてあるのを見つけた。こんなに内容が違うなら二度と行かないと思ったが、写真を取ってなかったから、ネタを写真に取るためにもう一度食べに行こうと思う。ブログのネタだけに」。

 

 1300円もしたのに、という思いでいっぱいですが、こういった具合に言葉を修飾する目的で使います。特にビジネスシーンだと副詞の使い方が重要になります。

 

 

 

 

 「ここぞ!」という時にこれらの言葉を使うと説得力がぐっと増します。

普段はおとなしく「はい!」「やります!」と言ってくれる新卒が「絶対イヤです」 と言ってきたら「あぁ、イヤなんだね」とすぐに納得してしまいます。逆に「絶対今月の売上は達成してください」を毎月使ってくる人の言葉はなんだか薄く感じます。

 

  

 

 

女性からは好かれないかもしれないが、好きを使わずに好きと伝えられる人が伝え方を心得ている

今回最もお伝えしたいポイントです。

 

言葉って便利すぎるので、絶対と言われれば「何が何でも」という意味であることをすぐに把握できてしまいます。

 

 

しかし世の中は需要と供給。絶対という言葉が大量に出回れば市場価値は下がります。

言葉市場に敏感な人はトレンドに左右されずに言葉を作ります。

 

 

「刺身が美味しい」なら⇨「海の宝石箱や~」

「あなたが好き」なら⇨「来世でもいっしょになりたい」

 

 

なにより、自分の言葉で話せるということは、普段からそのことについて思いめぐらせないと簡単には作れません。好きを使わずに好きと伝えてくれる人を見た瞬間、「ああ、この人は見えないところで、すごいわたしのことを考えてくれたんだろうなぁ」と自然と行間に想いを馳せたくなってしまいます。

 

 

 

これが、相手の心が動く時なのかな、と思ってます。

そう考えると「伝わった」ときとは、何を話すかではなく、その工程を相手は見ているのだな、という感想です。