コミュの仕立て屋さん ~表現のお直し 承ります~

「ナイス表現!」とかを拾っていったり考えたりするブログ

1番やりたい仕事は【引継】

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私が勤めている某学習塾は、決算が5月なので、6月が期首にあたります。

すると、5月はちょろちょろと異動がある時期であり、私も今回は異動の対象となったため、準備を進めていました。

 

異動のための準備ということは引き継ぎ書の作成になるのですが、実はこれがお気に入りの仕事。

 

これを読んでいる、そう、そこのメガネをかけているあなたとかけていない方。

つい後回しにして異動直前に残業盛り盛りで行う引き継ぎ書の作成を好きなってもらいたいと思って、今回書いてみました。

 

 

私の仕事の場合、メイン顧客となる高校生と毎日顔を合わせます。もちろん、高校生は

学力を上げたいから塾に来ているので、自然と相談事もディープになることが多く関係性もそれだけのものになります。

 

余談ですが、3年生の秋ごろは、1週間で女の子10人くらいに泣きながら相談されることもありました。

 

しかし、そんなタイミングは自分を変える良い機会となり、その都度学習方針を共有し

合うので、実は生徒によってカリキュラムが細かく異なります。ここに、その担当者の

意志がでることが多い。

 

 

その足跡を引き継ぎ書として作成するのですが、この瞬間が好き。

 

われわれの仕事って、受験知識がなくてもわかりやすい変化を提供するのが仕事ですが

その前に勉強は細かな変化をキャッチすることも非常に重要。なので、自然と生徒を観ることが求められる仕事。

 

この生徒は控えめな性格だから大目標の第一志望校の話をしても「わたしにはできない」となって萎縮してしまうので、小さな目標をコツコツクリアするような指導方針で接して欲しい、など書ける生徒はどこまでも書くことが出来る。これは、仕事の成果と考えてよいと思ってます。

 

ですが、日々忙殺されてしまうとそういう変化って覚えていなかったりして、焦りばっかり生まれることが多いな、と感じます。だから、日記の感覚で日ごろから生徒の変化を記入しておくと、相手も自分も状況がわかりやすくなるな、っと気付いてからは、ちょっと改編すれば引き継ぎ書になるような日記をつけています。

 

 

逆に、日記に全く名前が現れてこない生徒も、恥ずかしながらいるんです。ここは何も出来ていない生徒ということで早急に知りに行くことが大事。

 

 

 

 

 

 

営業は、入金されるまでが仕事ですが、それ以前に顧客との関係の作り方などが大きな要因となることも多いはずです。これを会社が評価してくれるかと言えば、それは難しいというのはわかるのですがね…。

 

ならばせめて、自分が自分をほめてあげたい。謙虚ではなく、自分の尊厳を認めてあげて欲しい。

 

 

あなたが取引先のこんな情報を知っていたからこそ、こんな提案ができたじゃないか。

あなたが文章に表現できたからこそ、今後もそんな提案ができるのだ。

 

 

あなたが謝罪に向かった時、取引先が怒って本音をぶつけてくれたらこそ、その人の信念が見えたじゃないか。

あなたが文章に表現できたからこそ、今後はエッジの利いた提案ができた。

 

 

 

 

 

仕事はここで一区切りとなります。しかし、築いた想いは文字となって残る。異動先の引き継ぎを見て、前任の方と生徒の意志を余すことなく汲み取れる人間になりたいと思う、今日この頃…。